大怪獣バトル ULTRA MONSTERS
不定期更新ゲーム製作インタビュー【1】
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今回、データカードダス「大怪獣バトル ウルトラモンスターズ」の
プロジェクトを立ち上げるにあたり、我々スタッフが思ったのは、
まず怪獣の魅力を子供たちに伝えたいということでした。
“怪獣”というキャラクターではなく、生き物としての“怪獣”です。
もちろんウルトラ怪獣たちは、日本一といっても良いくらいの
有名キャラクターです。だからこそ、敢えて、その根源からの
魅力を引き出したいと思ったのです。
そんな怪獣たちの魅力をあますことなく表現しつづけている
開田裕治先生に本シリーズのイメージビジュアルをお願いさせて
頂けたのは、本当に幸運でした。

さて今回は、「開田裕治展(*1)」開催中のご多忙な
開田裕治先生に、一問一答形式にて、お話を伺いました。

Q.早速ですが、今回の描きおこして頂きましたイメージビジュアルに登場した怪獣の中で、
一番思い入れのある怪獣は誰ですか?
また、おそらくガンQは、開田先生も初めて描かれたのではないかと思いますが、
いかがでしたか?実はガンQ、子供たちに圧倒的な認知度があるんです。
A.(開田先生)
「ウルトラQ」のガラモンは、始めてインパクトを受けたテレビ怪獣なので思い入れがあります。
それまで見ていた映画の怪獣とはまったく違った魅力があったので衝撃的でした。
ガンQは始めて描きましたが、全身に目玉のある不気味な怪獣なのに、
描いてみると不思議な可愛らしさがありますね。
Q.開田先生は、「空想としての怪獣」の魅力について、お話されていますが、やはり子供のころから
様々な生き物を空想されていたのでしょうか?また、子供のころ、(そうそう怪獣映画はみることが
できないので)寝る前に、怪獣の夢を見ると決めて、実際に夢をみて、その空想映像を毎回
楽しんでいたと伺いましたが、当時のころのお話をお聞かせください。
実は夢の中で、襲われたことがあるなどの怪獣などいますか?
A.(開田先生)
今でも、電車の窓からの風景などを見ていて、怪獣の姿を空想することが良くあります。
あの山の向こうから怪獣が姿を現したらどんなだろうかとか、このビル を怪獣が破壊したらどう壊れるだろうかとか、
子どもの頃と変わらない空想に浸っています。子どもの頃、家の窓の見慣れた風景の中にそれほど大きくない怪獣
がいる夢を何度か見ました。夢に出てくる怪獣は、大概の場合街の中にただ立っているだけでこちらを襲ってくること
はありませんでした。
Q.ちょっと話しが変わるのですが、開田先生といえば、猫を可愛がられているイメージがあるの
ですが、もし、実存する生物を描かれるとしたら、どの動物を描かれたいですか?
A.(開田先生)
やはり猫ですね。眠っている猫の絵など描くと、心がなごみます。
動物園などに行くとワニ等のは虫類に惹き付けられますが、これは怪獣を描く時の参考になるという理由もあります。
Q.実はすでに開田先生には、第二弾のカードに向けた、新たなイメージビジュアルを描いて
いただいているのですが、そのビジュアルのなかで、お勧めの一体などがあれば、教えてください。
(どれも素晴らしいですが!)
A.(開田先生)
レッドキングですね。今まで何度か描いている怪獣ですが、今回が一番良く描けたと思います。
Q.個展のほうにも、親子づれの方がたくさん見えているようですが、開田先生のように、自分の空想の
怪獣を、リアルに描きたいと思っている子供たちに向けて、アドバイスなどあれば教えてください。
ちょうど金沢21世紀美術館で「オリジナル怪獣絵コンテスト」(*2)も開催されたと伺っておりますので。
A.(開田先生)
空想の怪獣をリアルに描くには、まず普段から身の回りに実在する生き物や風景をよく観察することです。
観察する一番良い方法は、じっくり時間を掛けて絵に描いてみることです。それと、自分の空想した怪獣は
どこに魅力があるのか、そこを分かりや すくしっかり表現することが大切です。
Q.では、最後に「大怪獣バトル ウルトラモンスターズ」によせる期待などあれば、応援メッセージをお願い
いたします。
A.(開田先生)
たくさんの子ども達にこのゲームで怪獣のカッコ良さ、魅力を知って貰いたいと思います。
そしていつの日か、そのこどもたちの中から自分の怪獣を作り上げる人が現れ、次の世代に怪獣の魅力が
受け継がれていくことを期待します。

いかがでしたでしょうか?因みに、開田先生の中でのウルトラマンシリーズのベストバウトは、ゴモラと
ウルトラマンの大阪城での戦いだそうです。ウルトラマンを圧倒するゴモラのパワー溢れるアクションと力の入った
特撮は、まるで劇場用映画のように迫力があるとお話されていました。このインタビューを通して、我々もとにかく
迫力のあるゲーム作り、カード作りを目指し、怪獣の魅力をたくさんの子供たちに伝えたい!と思いを新たに
いたしました。また、開田先生渾身の「レッドキング」もお楽しみに!!

開田裕治先生プロフィール
1953年兵庫県生まれ。京都市立芸術大学卒業後、上京してイラストレーターとして独立。
怪獣やロボット等のキャラクターイラストを雑誌、単行本、ポスター、プラモデルパッケージや映像ソフト、
音楽ソフトのパッケージ等のために制作する。
ホームページ http://home.att.ne.jp/green/kaida/
*1)<怪獣と20世紀の夢>開田裕治展〜21世紀につなぐ幻想とロマンの系譜〜金沢21世紀美術館にて開催中(毎週月曜日閉場)
2007年2月24日(土)〜4月8日(日)10:00〜18:00(金・土曜日は、20:00まで)  http://www.kanazawa21.jp/ja/special/kaidayuji/index.html
*2)<オリジナル怪獣絵コンテスト>上記展示会内で開田先生が審査員をされている企画となります。(既に応募受付は終了しおります。)
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